1. リンパ浮腫保険適用について

リンパ浮腫 複 合 的 治 療 料 リンパ浮腫 指 導 管 理 料 療 養 費 支 給

   ・重症        200点/1日につき
   ・重症以外 100点/1日につき

   ➜詳細

   ・入院中 100点/1回
   ・退院後 100点/1回

   ➜詳細

   ・1回/6ヶ月(2着・2組)まで
   ・下肢 上限額 28,000円
   ・上肢 上限額 16,000円

   ➜詳細
   ➜申請方法

 

リンパ浮腫複合的治療料について

平成28年度以降、一定のがん手術を受け、リンパ浮腫を発症した患者さんは、施設基準を満たしている施設にて保険適用内のリンパ浮腫治療を受けることができるようになりました。内容は以下の表をご参照ください。

2016年度以降 リンパ浮腫 複 合 的 治 療 料 診療報酬 回数・時間
 治療内容  スキンケア

 重症
 ISL2期後期以降
 200点/1日につき
 .

 重症以外
 ISL1期以降
 100点/1日につき

 重症
 ・・・40分以上/1回
 ・・・11回/2ヶ月 
      3ヶ月目~ 1回/月

 重症以外
 ・・・20分以上/1回
 ・・・1回/6ヶ月

 用手的リンパドレナージ
 圧迫療法
 (弾性着衣または弾性包帯)
 圧迫下での運動
 スキンケアや体重管理などの
 セルフケア指導
対象  『リンパ浮腫指導管理料の対象者』 (子宮悪性腫瘍、子宮附属器悪性腫瘍、前立腺悪性腫瘍又は
 腋窩部郭清を伴う乳腺悪性腫瘍に対する手術を受けたもの)
実務職種  医師や医師の指導下、看護師、理学療法士、作業療法士、あん摩マッサージ指圧師* 
 (適切な研修を修了した者)                  (*保険医療機関勤務の場合)

上記は厚生労働省資料から抜粋して作成した参考程度の表です。詳しくは以下をご確認ください。

厚生労働省資料、平成28年度(2016年度)【リンパ浮腫複合的治療料】,p.6
http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=335763&name=file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000114819.pdf
厚生労働省資料、平成28年度(2016年度)【リンパ浮腫複合的治療料の留意事項】,p.320
http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=335811&name=file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000114867.pdf

※後藤学園附属マッサージ治療室での治療に本治療料が適用されません。

【施設基準】:

  1. 当該保険医療機関に、次の要件を全て満たす専任の常勤医師1名及び専任の常勤看護師、
    常勤理学療法士又は常勤作業療法士1名が勤務
      ① それぞれの資格を取得後2年以上経過していること。
      ② 直近2年以内にリンパ浮腫を5例以上経験していること。
      ③ リンパ浮腫の複合的治療について適切な研修(医師については
        座学33時間、医師以外の職種については加えて実技67時間)を
        修了していること。
  1. 当該保険医療機関又は連携する別の保険医療機関において、
      直近1年間にリンパ浮腫指導管理料を50回以上算定していること。
  2. 当該保険医療機関又は連携する別の保険医療機関において、
      入院施設を有し、内科、外科又は皮膚科を標榜し、蜂窩織炎 
      に対する診療を適切に行うことができる。

厚生労働省資料、平成28年度(2016年度)【リンパ浮腫複合的治療料の施設基準】,p.104
http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=335826&name=file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000114882.pdf

【適切な研修】: 
座学33時間、実習67時間、計100時間以上。 
例:日本医療リンパドレナージ協会の養成講習会

厚生労働省資料、2016年6月14日付 【リンパ浮腫複合的治療料の疑義解釈】,p.9
http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=361603&name=file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000127394.pdf

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リンパ浮腫指導管理料について

平成20年度以降、リンパ浮腫を発症する可能性のある一定のがん手術を受けた患者さんに対して、リンパ浮腫について保険適用内の指導を行うことができます。内容は以下の表をご参照ください。

2008年度以降 リンパ浮腫 指 導 管 理 料 診療報酬 回数
 指導内容  スキンケア

 手術を行った月やその
 1ヶ月前後の場合 
 100点/1回

 退院後の月やその翌月
 手術を行った保険医療機関や
 地域連携診療計画の保険医療
 機関*の場合100点/1回(上記
 合わせて計2回まで)
          (*2012年度より)

 入院中1回・退院後1回
 用手的リンパドレナージ
 圧迫療法
 (弾性着衣または弾性包帯)
 圧迫下での運動
 リンパ浮腫病因、病態、治療方
 法の概要、感染症や肥満予防、
 感染症の対処方法
対象  子宮悪性腫瘍、子宮附属器悪性腫瘍、前立腺悪性腫瘍又は腋窩部郭清を伴う乳腺悪性腫瘍に対する
 手術を受けたもの
実務職種  医師や医師の指導下、看護師、理学療法士や作業療法士**  (**2016年度より)

上記は厚生労働省資料から抜粋して作成した参考程度の表です。詳しくは以下をご確認ください。

厚生労働省資料、平成28年度(2016年度)【リンパ浮腫指導管理料】,p.15
http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=335757&name=file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000114813.pdf
厚生労働省資料、平成28年度(2016年度)【リンパ浮腫指導管理料の留意事項】,p.124
http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=335811&name=file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000114867.pdf

※後藤学園附属マッサージ治療室での治療に本管理料は適用されません。

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療養費支給について

平成20年度以降、一定のがん手術を受け、リンパ浮腫を発症した患者さんに対し、弾性着衣(場合によって弾性包帯)の療養費が支給されるようになりました。内容は以下の表をご参照ください。

2008年度以降 療 養 費 支 給 上限額 回数・枚数 
内容  弾性着衣
 着圧30mmHg以上
 (医師の判断により例外
  として20mmHg可)
 弾性ストッキング28,000円
 (片足用の場合25,000円)
 弾性スリーブ16,000円
 弾性グローブ15,000円
 1回/2着(組)/ 6ヶ月
 弾性包帯
 (医師の判断により弾性着衣が
 使用できない場合)筒状包帯、
 パッディング包帯、ガーゼ指包 
 帯、粘着テープ等を含む
 上肢1組7,000円
 下肢1組14,000円
対象  腋窩、骨盤内の広範なリンパ節郭清術を伴う悪性腫瘍の術後に発生する四肢のリンパ浮腫
発行資格  医師

上記は厚生労働省資料から抜粋して作成した参考程度の表です。詳しくは以下をご確認ください。

厚生労働省資料、平成20年度(2008年度) 【療養費支給について】
http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/03/dl/tp0325-1a.pdf
厚生労働省資料、平成20年度(2008年度) 【療養費支給の留意事項】
http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/03/dl/tp0325-1c.pdf

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2. 弾性着衣療養費申請手順について

1) 弾性着衣の保険適用について
平成20年度診療報酬改定により、医師の指示に基づき購入する弾性着衣(スリーブ・ストッキングなど)が

          年に2回計4セットまで 1回の購入時2セットまで)    

を療養費として申請することが認められるようになりました。
*次回申請までには前回領収書発行日より6ヶ月以上の間隔が必要となります。

2) 申請の手順
     申請前の準備

  (1) 保険組合窓口に、 『療養費支給申請書』 を取りに行き、必要事項を記入する。  全国健康保険組合 療養費支給申請書 2
  (2) 主治医に、 『弾性着衣など 装着指示書』 を作成してもらう。

     ・着圧指示が30mmHg以上のもの
     ・医師の特別な指示がある場合は20mmHg 以上の着圧でも可

弾性着衣等 装着指示書
  (3) 弾性着衣などの取扱機関にて、
      弾性着衣の 処方 → 発注 → 支払い 『領収書』 を発行してもらう。
 

 

3) 申請

保険組合窓口に必要なものを揃えて、提出する。 (提出書類は今後の資料としてコピーし、保管する。)

申請時の必要書類など
 ① 養費支給申請書 
 ② 弾性着衣等 装着指示書(発行書類によっては作成料が必要) 
 ③ 領収書(装着指示書発行日以降の日付のもの)
 
 ④保険証 
 ⑤印鑑 
 ⑥世帯主の口座番号

4) 申請後

  2~3ヶ月の審査後、支給時には『支給決定通知』が郵送される。
  1週間程で該当金額が口座に振り込まれる。
  (期間は組合によって異なる)

 

ご注意ください

 (1) 申請について、支給対象の制限や、申請費用などに上限がございますので、
    詳細は本ページおよび厚生労働省のホームページをご参照ください。

 (2) 保険申請する際には、毎回上記の①~③の書類は必要になります。
    必要な書類などにつきましては、各保険組合によって異なりますので、
    加入されている保険組合にお問い合わせいただけますようお願い申し上げます。

 (3) 弾性包帯につきましては、医師の判断により弾性着衣を使用できないという指示がある場合、
    療養費の支給対象となります。
    (弾性着衣と同様、年2回計4セットまで、次回申請までには6ヶ月以上の間隔をあける必要があります。)

 

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